成功への道において持ち家は必要か否か

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不動産を取得することのリスク

人は、多くの場合、自分の家を持ちたがるものです。努力を重ねることで収入を向上させるとともに、高まった信用をもとに、融資を受けて持ち家を建てる。これは、日本においてごく一般的な人生の流れとなっています。

高度経済成長期、東京の周辺にも、巨大なベッドタウンが数多く開発されました。人々は持ち家に住むことのできる自らの豊かさを実感しつつ、子供を育て、そして定年を迎えます。自らの家を持つことは、これまで投資面においても有効なものといわれてきました。戦後から1991年までの長期に渡り、右肩上がりの経済状態が続いていたため、余裕ができた分の資金を、持ち家たる不動産に投資することは、利回りからみても有効な手段だったといえます。

ただし、分譲住宅やマンションのオーナーになることで、固定資産税が発生するとともに、価格面から都心部から離れたベッドタウンに家を持つことが多いため、過酷な通勤を余儀なくされる場合も少なくありません。また、予期せぬ転勤などにより、その地を離れなければならない局面も無いとはいえず、結果として家族と離れての生活を余儀なくされることさえあります。

さらに現在、不動産投資の利回りは、最低レベルに落ちついています。一部の都心部や商業地域以外の不動産は、年々下落傾向にあることから、投資対象としての意味をあまり持たない場合が少なくないのです。

付帯する問題はまだあります。家は10年以上経つと、各所で劣化が目立つようになります。そしてこの修復にもお金が必要となるのです。先が見えない現在において、一生仕事があるとは言い切れませんし、年収が徐々に下落していくリスクもあります。よって、大丈夫だろうと購入したものの、返済ができなくなり、結局持ち家を手放さざるを得ない状況へと追いやられることもあります。

このように、持ち家を持つということは、多くのリスクを背負い込むリスクを持つことを、あらかじめ肝に銘じておく必要があるのです。

持ち家を持つことのメリット

さて、持ち家を持つことに関しての、悲観的なことばかりを書いてきましたが、当然のことメリットも多く存在します。「一生楽しむなら家を建てろ」というように、たとえば週末の自宅のガーデニングは楽しいものです。

また、持ち家があると、そこに子供世帯が住む可能性があることから、子供や孫に囲まれた老後を送る確率が高まります。孫ができる頃には、借り入れも完済していることでしょうから、家賃などが発生することがありません。このため、子供世帯は、生活が楽であるという要因から、家にい続ける確率が高まるのです。さらに、利回りは期待できないものの、老後はその家を売り払い、静かな場所に小さな家を買い直し、夫婦二人で静かに生活することもできるかもしれません。

さて、いかがでしょうか。

メリットデメリットはそれぞれ存在しますが、持ち家を買いますか?買いませんか?また、その時期は?成功を手にされてからでも遅くはないと思いますが、いかがでしょうか。

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